11月14日のグループホーム交流会について
2025/02/10
保土ヶ谷区内におけるグループホームの従事者の方々が参加され、1グループ約5名以上(ファシリテーターなどは含まず)4グループに分かれ、まずは自己紹介から始まり、日ごろの悩みや仕事をしていてよかったことなどの情報を共有しました。
私が参加したグループでは最初に良いこととして、入居者様にお付き合いしている方ができたとの報告がありました。喜ばしいことですが、障がい者同士のお付き合いに関しては様々なハードルがあるため、支援者だけでなくその他のサービスも含め大きな課題です。
悩み事としては、どこの福祉業界でも言われている人材不足が一番にあがりました。
せっかく入職されても仕事の楽しさを見出す前に退職されてしまうなどの、人材育成の難しさもありました。また、BCP(※注)などの緊急時に関しても、どこまでやるべきなのか、範囲が広すぎて難しいとの意見も出ました。
(※注)=BCP(業務継続計画)とは、自然災害や感染症の拡大、テロ事件などの緊急事態が発生しても、重要な事業を中断させない、または可能な限り短期間で復旧するための方針や手順を示した計画のこと。
また、「仕事の楽しさ、今の仕事に就いて良かったことは何か」との質問に対して、「いってらっしゃい」「おかえりなさい」と入居者様の家を守っている者としての送り迎えができる喜び。また、スモールステップでも入居者様のできることが増えていくことは、支援者としての大きな喜びでもあります。更に入居者様が体調や精神状態を崩して入院することなく、グループホームで過ごされていることが、当たり前ではあるがそれが一番との意見もありました。
1時間30分の決められた時間ではありましたが、話し足りないくらい有意義な意見交換をすることができました。回の交流会を通して、保土ヶ谷区でのグループホーム同士のつながりが強くなり、悩み事や分からないことなどが気軽に連絡を取り合えるきっかけになったのではないかと思いました。
まちで暮らすネットワーク ~地域生活支援拠点部会~
